5歳からのレッスン

小さなお子さんにもフルートを
5歳になったら始めましょう

フルートは、楽器を横に構えるために、ある程度腕の長さが必要です。
そのため、教室によっては小学校3、4年くらいからお子様をお預かりする教室も多いようですが、
当教室では5歳からお引き受けいたします。
繊細な楽器を取り扱う為に、いくつかの条件があります。
・先生とのお話が理解できて、コミュニケーションができること。
・良い姿勢を5〜10分程度保てること、楽器を構えて落とさないこと。
最初は5〜10分座っているのがやっとです。
集中力も続きません。それで結構です。
大事な楽器を大切に扱うこと、音を出す楽しさから教えたいと思います。
最初はオカリナやリコーダー、ファイフを使って
タイミングをみてフルートへ

最初はオカリナやリコーダー、ファイフで練習を始めます。
楽器の持ちかた、息の使い方、ゆっくりとレッスンしていきます。
その間に、音感を鍛え、リズム、音程(ピッチ)など、自然に音楽を自分の中に取り入れていけるようにレッスンしていきます。
その後、フルートのU字管の頭部管で音を出す事から始めます。
体が大きくなり、腕の長さなどフルートを持てるようになったら、
一般的なフルートで(大人が使っているものと同様)レッスンとなります。
体が大きい子では小学1年生からフルートが持てる子もいらっしゃいます。
現在、小学1年からフルートを始めた女の子も今年で3年目になりますが、
普通のフルートで曲も吹けるようになっています。
U字管のフルートは
小さいお子様でもフルートを構えるのが楽になります

写真からわかるように、マウスピース(頭部管)がU字に曲がっている為、楽器が体に近くなり、
個人差はありますが、小さいお子様でも楽にフルートが構えられます。


普通のマウスピースと並べてみるとこんな感じ。
私が見たフルートコンクールの全国大会でもU字管で演奏したお子様もいらっしゃいました。
U字管でもしっかりとした音がでて、ストレートのマウスピースと遜色ありませんでした。
焦ることなく、U字管のマウスピースで音を出す練習をして、
ストレートのマウスピースに移行するということで大丈夫だと思います。

胴部管にセッティングしてみました。
普通のマウスピースと並べてみると、指で押さえるキー(指で押さえる部分)が口元に近くなっているのがわかりますね。
腕をたくさん伸ばさなくても、楽器を持つことができます。